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ウメガサソウ属[うめがさそうぞく]
ウメガサソウ属(ウメガサソウぞく、学名:''Chimaphila''、和名漢字表記:梅笠草属)はイチヤクソウ科の属の一つ〔〔『新牧野日本植物圖鑑』pp.526-527〕。イチヤクソウ科は、新しいAPG植物分類体系では科がツツジ科に含められている〔大場『植物分類表』pp.179-180〕〔『山溪ハンディ図鑑2 山に咲く花(増補改訂新版)』p.380〕。 == 特徴 == 常緑の草状の小低木。植物体は緑色で独立栄養をいとなむ。地下茎が長くはい、そこから地上茎が直立する。葉は、地上茎に年次が異なるものが2-3段に3-6個ずつ輪生状に集まってつき、各段の間には鱗片葉が互生してつく。葉には短い葉柄があり、質は革質となる〔〔〔。 花は、茎の先に散房花序をつけ、1-8個を下向き、ときに横向きにつける。萼は5裂し、萼裂片は縁が毛状に不規則に裂け、果時まで残存する。花は5個の花弁が離生して広鐘形になり、放射相称になる。雄蕊は10個あり、葯の上端の孔から花粉を散らす。花粉は4集粒。花柱は短く太く、柱頭は深く5裂する。果実は扁球状の蒴果で5室からなり、胞背裂開する。種子は小さく、両端がとがる長楕円形になる〔〔〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ウメガサソウ属」の詳細全文を読む
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