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ウメボシイソギンチャク : ウィキペディア日本語版 | ウメボシイソギンチャク
ウメボシイソギンチャク(梅干磯巾着、学名:''Actinia equina'')は日本近海に生息するイソギンチャクの一種である。従来はイギリス沿岸から西ヨーロッパ、地中海、アフリカ大陸西岸にかけて広く分布するものと同種と考えられてきたため、現時点では上記の学名が適用されている。ただし、近年日本産のものは別種であることが示唆されている〔例えばイソギンチャク類(刺胞動物門:花虫綱)の分類学的研究 などを参照。〕。 == 形態 == 成体は最大で192本の触手を持ち、それらが6つの円を描いて配置されている。潮が引いて触手を引っ込めた状態では、梅干に似た直径 5cm ほどの赤茶色の塊となる。体壁の上部にはアクロラジ(周辺球、acrorhagi)と呼ばれる青色の球があり、これは刺胞細胞を含んで外敵に備える。ウメボシイソギンチャクには様々な色のバリエーションが知られているが、これらは別種のイソギンチャクであるという報告もある。 ウメボシイソギンチャクは同属の ''A. fragacea''(Strawberry anemone)に似るが、ウメボシイソギンチャクの方が小さく、また色彩が一様である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ウメボシイソギンチャク」の詳細全文を読む
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