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ウラジオストク駅 (ロシア語:) は、ロシア沿海地方ウラジオストクの中心駅。 == 概要 == シベリア鉄道の東端の終点駅であり、ホームの中央には「モスクワより9288KM」と刻まれた石造りのキロポストが立っている〔このモスクワからの距離はヤロスラブリ経由(2001年6月以前の運行)の実測キロで、現在の営業キロ(ウラジーミル経由)とは異なる。また、キロポストの上方にあるのはロシアの国章。〕。 1893年にウラジオストク駅~ウスリースク駅間が開通したのに伴い、開業した。 駅舎はバジレーフスキーの設計により1894年に竣工し、1912年にコノヴァーロフによってネオ・ロシア様式に改築され、古代ロシアの宮殿をイメージした現在の駅舎が完成した。当初は緑色であったが〔Old Vladivostok Flickr〕、1993年~1998年にかけて改装工事が行なわれ、クリーム色に塗りなおされた〔松本典久1994年「シベリア鉄道の旅」『地球の歩き方71 シベリア&シベリア鉄道とサハリン '95~'96年版』ダイヤモンド・ビッグ社 /ダイヤモンド社〕。改装工事はその水準が評価され、ロシア建築家同盟で表彰されている。待合室の天井にはモスクワとウラジオストクの観光名所がそれぞれ描かれている。 2012年7月には、同年9月開催の2012年ロシアAPEC首脳会議等より一足早くが開業した。当初はウラジオストク空港との間を55分で結んでいたが、2012年9月から48分に短縮された〔Travel on the Vladivostok Aeroexpress for RUB 20 アエロエクスプレスHP ニュース2012年7月9日 〕。アエロエクスプレスの駅舎は、上記の古典的な駅舎の横に新たに造られ、新旧の駅舎が並存することとなった〔〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ウラジオストク駅」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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