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ウラジーミル・アレクサンドロヴィチ・コロコリツェフ(コロコルツェフ〔英語等、ラテン文字化した場合の発音〕、、ラテン文字転写の例:Vladimir Alexandrovich Kolokoltsev、 1961年5月11日 - )は、ロシアの政治家、警察官僚。2009年モスクワ市内務総局(モスクワ市警察本部に相当)長、2011年内務省モスクワ内務総局長を経て、2012年5月21日からロシア連邦内務大臣。中将、法学博士。 == 経歴・概要 == 1961年5月11日、ロシア連邦共和国ペンザ州ニージニー・ロモーフに労働者の家庭に生まれる。コロコリツェフ本人も長じて労働者となり働き始め、トラック運転手を皮切りに、地元ペンザ州の合板工場「ヴラースチ・ツルーダ」の機械工などをして働いた。1979年兵役につき、ソ連・アフガニスタン国境警備の任に当たった。 1982年内務省民警に入り、モスクワ駐在の各国外交団の護衛任務に就く。1984年モスクワ市ガガーリン地区執行委員会別働警備大隊の小隊長に任命される。1985年ソ連内務省高級政治学校に入校し、1989年同校を卒業した。再びモスクワの警察当局勤務に復帰した後は、クンツェヴォ地区執行委員会刑事部犯罪捜査部門勤務を経て、モスクワ第20警察署副所長、第8警察署署長を歴任した。 1992年モスクワ市警本部刑事部第2課上級警部。1993年モスクワ第108警察署長。1995年モスクワ中央行政区第2警察管区刑事部長。1997年ロシア内務省モスクワ組織犯罪防止理事会第4地域署長。1999年内務省組織対策総局モスクワ州南東行政管区地域作戦調査ビューロー長。 2001年内務省中央連邦管区作戦調査ビューロー第3課長。2003年同ビューロー副局長。2007年オリョール州内務局長(州警察本部長)に任命される〔В УВД Орловской области назначен новый начальник // Пресс-служба УВД, 17 января 2007〕。在任中は、同州副知事のヴィタリー・コチュエフ、エゴール・ソシンコフとともに地方行政を担当した〔Баршев В., Передельский Д. и др. Город принял // Российская газета, № 4991 (167), 7 сентября 2009.〕。2009年ロシア内務省本省に戻り、刑事局第一副局長に任命された。 2009年9月7日、ロシア大統領令によりモスクワ市内務総局長に任命される。 2010年6月10日、民警中将の名誉称号を授与される。 2005年に出した論文「国家安全保障関係におけるロシアの国益確保」で法学博士号を授与される〔Глава МВД представил Владимира Колокольцева личному составу // vesti.ru, 7 сентября 2009.〕。 2011年3月24日、大統領令により〔Указ Президента Российской Федерации от 24 марта 2011 г. № 350 «О присвоении специального звания высшего начальствующего состава сотрудникам органов внутренних дел Российской Федерации и назначении на должность сотрудников органов внутренних дел Российской Федерации»〕、モスクワ市内務総局長を解任され、ロシア内務省モスクワ内務総局長に任命された。同時に警察中将にも任命された。 2012年5月21日、ドミートリー・メドヴェージェフ内閣の内務大臣に任命された〔 Указом Президента Российской Федерации В.В. Путина генерал-лейтенант полиции Владимир Александрович Колокольцев назначен Министром внутренних дел Российской Федерации ,〕。 私生活では、夫人との間に一男一女がいる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ウラジーミル・コロコリツェフ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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