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ウラジーミル・ドルギフ : ウィキペディア日本語版 | ウラジーミル・ドルギフ ウラジーミル・イヴァノヴィチ・ドルギフ(ドールギフ、Vladimir Ivanovich Dolgiv) は、ソビエト連邦の政治家。アンドロポフ、チェルネンコ時代を経てゴルバチョフ時代まで、ソ連共産党政治局員候補兼書記(重工業担当)を勤めた。 人脈的にはチェルネンコやモスクワ市党委第一書記だったヴィクトル・グリシンの系譜に連なり、グリシンは自身がソ連共産党書記長に就任した暁には、ドルギフを閣僚会議議長(首相)にするつもりとされていたため、ゴルバチョフ時代の1988年に解任された。 1985年4月3日にスヴェルドロフスク州党委第一書記であったボリス・エリツィンに対して、中央委建設部長を最初に打診した人物であり、こうした縁もあってか、エリツィンは、著書『告白』の中でゴルバチョフ以下、ソ連要人について辛辣な人物評を残しているが、ドルギフに対しては好意的な記述を残している。エリツィンの書記選出に当たっては、エリツィンの性格が時としてあまりにも感情的であると指摘し、これをエリツィンが問いただしたところ、ドルギフは政治局会議での発言を繰り返し、エリツィンは、その率直さに信頼感を抱いたと回想している。
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