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ウラリスク : ウィキペディア日本語版
オラル

オラル(、)は、カザフスタン共和国都市西カザフスタン州の州都で、人口はおよそ20万人。ロシア語ではウラリスクУральск)と呼ばれる。ラテン文字表記はOral、またはロシア語に倣ってUralsk、Ural'sk。
ウラル川と(''Chagan'')の合流点に位置する。ウラル川の西側にあるため地理的にはヨーロッパに区分される。
== 歴史 ==
1613年コサックによって建設されヤイツク(Yaitsk)と呼ばれた。ウラル川は当時、ヤイク川(Yaik)という名前で、それに因んだ。ヤイツクのコサックが、ステンカ・ラージンエメリヤン・プガチョフの反乱に加担したため、1775年エカチェリーナ2世は川の名を「ウラル川」と変え、町の名も「ウラリスク」に変えた。プガチョフの乱では半年にわたって包囲され、エカチェリーナ2世の軍はオレンブルクを奪還した後に、ウラリスクをやっと奪回した。ウラル山脈カスピ海の間を、ウラル川のはしけを使った交易の中心地となる。アレクサンドル・プーシキンは「大尉の娘」の執筆調査で1833年にこの町を訪れた。ロシア革命時にはコサックに包囲されミハイル・フルンゼの防衛軍が死守した。1991年、カザフスタンが独立すると、オラルの名前となった。現在は住民の72%がカザフ人である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「オラル」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Oral, Kazakhstan 」があります。



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