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ウルトラソフト擬ポテンシャル : ウィキペディア日本語版 | ウルトラソフト擬ポテンシャル[うるとらそふとぎぽてんしゃる] ウルトラソフト擬ポテンシャル(ウルトラソフトぎポテンシャル、Ultrasoft pseudopotential)は、1990年Vanderbiltが考案した第一原理擬ポテンシャルである〔 D. Vanderbilt, Phys. Rev. B41 (1990) 7892.〕。これまであったノルム保存型擬ポテンシャルでは、ノルム保存という条件が足枷となって、これ以上平面波基底の数を減らすことが困難となっていた。 ウルトラソフト擬ポテンシャルでは、このノルム保存の条件を課さないことにより、より少ない平面波基底で電子状態の計算が可能となる。ノルム保存を緩和した代償として、固有値問題ではなく、より複雑な一般化固有値問題を解く必要がある。しかし、平面波基底の数を削減できることの方が効果が大きく、より高速な計算が可能になる。 == 参考文献 == 〔
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ウルトラソフト擬ポテンシャル」の詳細全文を読む
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