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ウーメラ試験場(ウーメラしけんじょう、Royal Australian Air Force Woomera Test Range: RAAF WTR)とは、南オーストラリア州北西部に位置する、世界で最も広い陸上射撃場である。物理的な区域は、ウーメラ立入制限区域(Woomera Prohibited Area; WPA)に相当する。WTRは試験の設備、施設等を含んだ総称。 == 概要 == 面積は12.7万平方キロで、イングランドにほぼ匹敵する面積であり、日本の本州(22.8万平方キロ)の半分より少し大きいほどの面積である。WTRはオーストラリア連邦政府から軍の演習場に指定され、国防省に管理されている。オペレーションも含めたWTRの管理は、オーストラリア空軍の航空宇宙運用支援グループ(Aerospace Operational Support Group;AOSG)の責任で行われている。 WTRの南東の角に位置するウーメラ村とウーメラ飛行場(Woomera Airfield)は試験活動のさまざまなサポートサービスを供給する。 また、WTRの試験活動の中心的地域であるウーメラ・レンジヘッド(Woomera Rangehead)はウーメラ村から約40km北西のクーリミルカ(Koolymilka)に位置する。 1967年11月29日にはスパルタロケットによってオーストラリア初の人工衛星「WRESAT」が打ち上げられた。 1971年10月28日にはイギリス国防省がブラックアローロケットを用いて人工衛星「プロスペロ」を打ち上げた。これによってイギリスは世界で6番目の自力人工衛星打ち上げ国となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ウーメラ試験場」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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