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エアロック : ウィキペディア日本語版
エアロック

エアロック(英語: airlock)とは、圧力容器内の気圧低下と空気の損失を最小限にしつつ、人間や物体などを圧力容器の内外に通過させる装置である。エアロックは2枚の気密が順に並んでいて、それらが同時には開かないようになっている。気閘(きこう)とも呼ばれる。
== 原理 ==
エアロック内(扉の間の空間)の気圧は、次の扉を開く前に、その向こう側の環境の気圧と等しくなるように調整される。ゆっくりと圧力を変えれば気温の変動は最小限となり(ボイルの法則を参照)霧や凝縮の発生が抑えられるとともに、気密材に対する応力の変化が緩やかになり、与圧服宇宙服での作業の安全を確認することができる。スキューバダイバーのように、特に保護されていない人間に加えられている圧力が変化する状況では、体内空洞の圧力を等しく保ったり減圧症を防ぐためには、圧力をゆっくりと変化させることが重要である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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