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エイヤフィヤトラヨークトル
エイヤフィヤトラヨークトル(Eyjafjallajökull、 、「島の山の氷河」の意〔浅井辰郎、森田貞雄『アイスランド地名小辞典』(帝国書院、1980年)。〕)は、アイスランドにある氷河のひとつである。立地としてはスコゥガル村の北、及びミールダルスヨークトルの西に位置している。 == 概要 == この地域は、70万年ほど前より氷帽が火山(標高1,666 m)を覆っており、氷河期以来滅多にこの火山が噴火することはなかった。特に、アイスランドで圧密が始まった1100年前以降は、噴火した記録は4度だけしかない。 直近の噴火は2010年3~4月のもので、その次に新しい記録としては1821年から1823年にかけての噴火がある。このときの噴火では同時に氷河湖決壊洪水も発生している。それよりも過去の噴火は1612年と920年に記録されている。 この火山の火口は直径は3 kmから4 kmあり、その周りを100 km²の氷河が覆っている。 山の南端はかつて大西洋に面した海岸線の一部をなしていたが、その後海岸線は5 kmほど後退し、かつての海岸線は高く切り立った崖となった。その崖ではスコゥガフォスやセリャラントスフォスなどの美しい滝を見ることができる。強風時には、小さな滝では水が舞い上げられることにより、まるで水が山へ登っていくかのような光景が見られる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エイヤフィヤトラヨークトル」の詳細全文を読む
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