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エイリアル : ウィキペディア日本語版
Arial[ありある]

Arial(アリアル、エアリアル、エィリアルなど)は、欧文用の書体フォントの一種。サンセリフ書体であり、そのうちのネオ・グロテスクに分類される。マイクロソフトWindowsアップルMac OS Xなどに同梱される。
== 概要 ==
ロビン・ニコラスとパトリシア・ソーンダースが1982年にモノタイプの依頼で設計した書体である。ライノタイプの人気書体であったヘルベチカと造作が似ており、代用書体として企画・開発されたと考えられている。また、ユニバースとの共通点も多い。例としては、1の曲ったテイル、Gのテイルの欠如、tの曲ったトップなどである。
文字幅はヘルベチカと同一に設定されている。このため、Helveticaで組んだ文書とArialで組んだ文書を重ね合わせた場合、字体は微妙に異なるが、各文字の位置はぴったりと重なる。ちなみに、Arialと同様にヘルベチカの代用書体として開発されたSwiss 721という書体は、字体はヘルベチカとほとんど同一であるが文字幅は異なっており、Arialとは逆である。
Arialはブラック、ボールド、エクストラボールド、コンデンスド、イタリック、ライト、ミディアム、モノスペースド、ナロー、ラウンデッドといった派生書体を含むフォントファミリー名でもある。Windows Me では、Arial Alternative RegularとArial Alternative Symbolが標準的なフォントとして利用されており、Windows XPでもインストール CDの中に含まれている。なお、Arial Alternative Symbolには点字も含まれている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「Arial」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Arial 」があります。



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