翻訳と辞書 |
エゥーゴ
* *
反地球連邦組織(A.E.U.G.通称エゥーゴ)は、アニメ『機動戦士Ζガンダム』および『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場する架空の組織。 == 概要 == 地球連邦軍の准将、ブレックス・フォーラらによって地球連邦軍を母体に結成された〔角川文庫『機動戦士Ζガンダム』第4巻、P18の記述より。〕反ティターンズ勢力であり、ティターンズとは対立している。ブレックスは、政財界に通じる強力なコネクションを駆使して、ティターンズに対抗するために連邦軍の内外から協力者を募り、独自の戦力を構築した〔メディアワークス『データコレクション(5) 機動戦士Zガンダム下巻』64頁。〕。連邦内で危険分子として軟禁状態にあったブレックス・フォーラを連れ出し組織の指導者に担ぎ上げたのはシャア・アズナブルである〔高橋昌也「THE FIRST STEP」『モデルグラフィックス別冊ガンダムウォーズプロジェクトゼータ』(大日本絵画・1986)〕。 Ζガンダムや百式、ΖΖガンダムなどのモビルスーツやモビルアーマーを戦力として持つ。ティターンズと同じく、アナハイム・エレクトロニクス社から兵器・資金面で援助を受けている。また連邦議会に議席を持っており〔『機動戦士Ζガンダム』第24話より。〕劇中でもブレックスやクワトロ・バジーナが出席するシーンが見受けられる。但し、グリプス戦役で勝利を収めるよりも以前では、連邦政府から正規の連邦軍内組織として認められていたティターンズと異なり、連邦軍内の公的な組織ではなかったため〔バンダイ『機動戦士ガンダムキャラクター大図鑑II巻』33頁。〕、ティターンズとエゥーゴの交戦中に連邦軍の一般部隊(主流派)がティターンズ側の支援として協力する状態等が見られた〔『機動戦士Ζガンダム』第6話、第7話、第16話、第17話、第18話、第19話、第20話より。〕。なお、グリプス戦役がティターンズの敗北によって終結した後は、エゥーゴを正規軍、ティターンズを反地球連邦運動と見る、当時の実情とは逆の解釈が、当組織の構成員であったシャア・アズナブルやブライト・ノアによって語られており〔『機動戦士ガンダム逆襲のシャア』より。〕、その後の連邦軍に採用されたMSはティターンズ色を払拭するために、モノアイの使用を禁じるなどの対応を行っている〔『機動戦士ガンダムUC 星月の欠片』より。〕。 反ティターンズの連邦軍人を中心に、ジオン軍残党の一部と、メラニー・ヒュー・カーバインの指示通りにエゥーゴをコントロールするために派遣された〔ラポートデラックス『機動戦士Zガンダム大辞典』152頁。〕ウォン・リーなどのアナハイムの社員で構成されている。カミーユ・ビダンやクワトロ・バジーナ、ジュドー・アーシタをはじめとするパイロットたちや、アニメ『機動戦士ガンダム』にも登場した指揮官であるブライト・ノアが旗艦アーガマやネェル・アーガマの艦長として所属する。 部隊章は地球と周回する月。制服は存在するが、エマ、レコア、ファといった一部の女性隊員以外で着用する者は少ない。多くの隊員は連邦正規軍の制服か、その襟や袖などを仕立て直したものを着用している。私服で任務に就く者もいる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エゥーゴ」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|