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エウエーノス(, )は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してエウエノスとも表記される。同名の人物が複数おり、 *軍神アレースの子のエウエーノス *セレポスの子のエウエーノス が知られている。以下に順に説明する。 ==アレースの子== この人物はプレウローンの子アゲーノールの娘デーモニケーとアレースの子で、モロス、ピュロス、テスティオスと兄弟。マルペーッサの父。 エウエーノスはマルペーッサの求婚者を戦車競走で負かしては殺し、その首を館に飾っていたが、マルペーッサに恋をした英雄イーダースが海神ポセイドーンから授かった有翼の戦車を駆り、マルペーッサをさらって逃げた。エウエーノスは戦車でリュコルマース河まで追跡したが、結局追いつくことが出来ず、絶望して馬を殺し、河に身を投げた。それ以降、リュコルマース河はエウエーノス河と呼ばれるようになった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エウエーノス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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