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エウジェニオ・コセリウ(Eugenio Coseriu, , 1921年7月21日 - 2002年9月7日)は、ルーマニア王国(現在モルドバ共和国・ルシュカニ県)のベルツィ県〔Județul Bălți〕ミハイレニ(Mihăileni)生まれの言語学者。 1951年ウルグアイのウルグアイ共和国大学、1963年ドイツのテュービンゲン大学に勤め、2002年テュービンゲンで死没。 主にロマンス系諸語を対象に研究したが、個別言語研究よりも理論研究で独特のものを見せる。ソシュールのラング・パロールという2分法を批判し、体系・慣用・言という3分法の理論を提唱した。これは音韻論から言語類型まで覆う理論体系である。 著書や論文を英語で書かず、また英訳もほとんどされていないため、英語圏ではあまり知られていない。 == 主な著作 == *『一般言語学入門』三修社、1979年-2003年第2版 *『うつりゆくこそことばなれ : サンクロニー・ディアクロニー・ヒストリア』クロノス、1981年 :(『言語変化という問題:共時態、通時態、歴史』岩波文庫、2014年) *『コセリウ言語学選集 : 人間の学としての言語学』全4冊、三修社、1981年-1983年 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エウジェニオ・コセリウ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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