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エギル・ダニエルセン(1933年11月9日 - )は、ノルウェーの元陸上競技選手である。彼は、1956年に開催されたメルボルンオリンピックの男子やり投で金メダルを獲得した。 == 経歴 == ノルウェー南東部のヘードマルク県にあるハーマルで生まれ、その地のスポーツクラブHamar Idrettslag(:no:Hamar Idrettslag)で陸上競技に取り組んだ。 ダニエルセンは、1956年のメルボルンオリンピックと1960年のローマオリンピックの2回、男子やり投のノルウェー代表として出場した経験がある。メルボルンオリンピックでは、決勝の4投目で85メートル71センチの投てきに成功し、2位のポーランド代表ヤヌス・シドウォに6メートル近くの大差をつけて金メダルを獲得した〔Athletics at the 1956 Melbourne Summer Games:Men's Javelin Throw Final Round 2011年6月11日閲覧。〕 。この投てきはダニエルセン自身の生涯最高記録でもあり、1959年6月5日にアメリカのアル・キャンテロ(:en:Al Cantello)が86メートル4センチの記録を出すまで世界記録でもあった〔World Record Progression javelin throw men 2011年6月11日閲覧。〕。オリンピックの金メダル獲得と世界記録樹立の快挙により、1956年のノルウェー・スポーツパーソン・オブ・ザ・イヤー(:en:Norwegian Sportsperson of the Year)に選出されている〔SPORTSJOURNALISTENES STATUETT 2011年6月11日閲覧。〕。 次のローマオリンピックでは、自己ベストに遠く及ばない72メートル93センチの投てきしかできず、予選を通過できなかった〔Athletics at the 1960 Roma Summer Games:Men's Javelin Throw Qualifying Round 2011年6月11日閲覧。〕。その他の主要な大会では、1954年のヨーロッパ陸上競技選手権大会のやり投で10位、1958年の同選手権大会で銀メダル獲得などの実績がある〔European Championships Stockholm 1958 2011年6月11日閲覧。〕。彼は1953年から1957年にかけて、やり投のノルウェー国内チャンピオンだった〔Spyd/Javelin Throw 2011年6月11日閲覧。〕。 現役を退いた後、ノルウェーのミニ政党「年金者党」から選挙に立候補している〔Storting Election 2005. Official electoral lists, by county 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エギル・ダニエルセン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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