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エコール・ポリテクニーク(École polytechnique、通称X)は、パリ市近郊パレゾーに位置するフランスの公立高等教育・研究機関。グランゼコールのひとつであり、4年の過程で''Ingénieur Polytechnicien'' の理工系学位を付与する。学生やディプロム授与者はポリテクニシャン(polytechnicien)と呼ばれる。学生の多くは、予備大学で2年間の数学と物理を学んだ後、または理学士(Bachelor of Science)を取得したのちに、本校を受験することとなる。 1794年のフランス革命中に、数学者ガスパール・モンジュよって創設され、1804年にナポレオン・ボナパルトによって軍学校とされる。今日ではフランス国防省の配下にある。 ParisTechの設立メンバーとしてパリ近郊の工科大学とグループを結んでいる。ポリテクニックの語源となった校であり、世界中にエコール・ポリテクニークをモデルとした学校・大学が存在する。理工系エリート(テクノクラート)養成の機関であり、同校からは3名のノーベル賞受賞者、1名のフィールズ賞受賞者、3名のフランス大統領、複数の企業CEOを輩出している。2015年Timesの世界大学ランキングによって、フランス国内において第一位と認定された。 == 歴史 == * 1794年、フランス革命中にラザール・カルノーとガスパール・モンジュにより ''École centrale des travaux publics'' の名称で設立される。初代校長はジョゼフ=ルイ・ラグランジュが就いた。 * 1805年、皇帝ナポレオン・ボナパルトは、パリ市カルチエ・ラタンに軍学校として移設。 * 1814年、第六次対仏大同盟のパリ防衛線において、学生が参加。 * 1830年、フランス7月革命においては、40人の学生がこれに参加。 * 1972年、女性が初めて入学。 * 1985年、博士号の付与を開始する。 * 1976年、キャンパスをパリ市から移転し、エソンヌ県パレゾー市に本部を置く。 1994年1月に東京大学工学部と国際交流協定を結んでいる。 File:0539-14072010- preview ecran.jpg|パリ祭で行進する生徒達 File:0119-14juillet preview ecran.jpg|パリ祭 File:Campus Polytechnique.svg|キャンパス図 File:Campus Ecole polytechnique de palaiseau.jpg|キャンパスの空中写真 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エコール・ポリテクニーク」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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