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エジプト式分数 : ウィキペディア日本語版
エジプト式分数[えじぷとしきぶんすう]
エジプト式分数(エジプトしきぶんすう、単にエジプト分数とも、)とは、いくつかの異なる単位分数(分子が 1 の分数)の和、あるいは分数をそのように表す方式を意味する。例えば、通常 で表す分数を + などと表す。任意の有理数はこの形式で表すことができるが、表し方は一意ではない。この形式で分数を扱う方法は、古くは古代エジプトリンド・パピルスに見られ、ヨーロッパでは中世まで広く用いられた。現代でも数論の分野において、エジプト式分数に端を発する数学上の未解決問題が多く残されている。

== 単位分数展開 ==
以下、特に断らない限り、単に「分数」といった場合、正の真分数、すなわち 0 より大きく 1 より小さな分数のみを考えているものとする。
例えば は単位分数の和として + と表せるが、エジプト式分数では同じ単位分数を繰り返し用いることはせず、 = + のように表す。いかなる分数に対してもこのような単位分数展開が必ず存在することは自明ではないが、後述するように今日ではあらゆる分数が無数に多くの単位分数展開を持つことが証明されている(#強欲算法の節参照)。さらに例を挙げると、 = + + = + + + であって、前者の展開は項数が最小であり、後者の展開は最大分母の値が最小である〔ガードナー、pp. 54--58〕。このように、どのような単位分数展開が最も「単純」であるか、は明らかではない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「エジプト式分数」の詳細全文を読む



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