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エジプト行進曲[えじぷとこうしんきょく]
エジプト行進曲(エジプトこうしんきょく、''Ägyptischer'')作品335)は、ヨハン・シュトラウス2世が作曲した行進曲。 ==概要== 1869年の11月17日にエジプトで、フランツ・ヨーゼフ皇帝を初め、各国の元首を集めてスエズ運河開通祝典が行われた(実際は既に8月15日に開通している)。これを記念として建築されたカイロの歌劇場のこけら落としに、ジュゼッペ・ヴェルディがオペラ『アイーダ』を作曲したことは有名であるが(結局間に合わなかったため、代わりとして『リゴレット』を上演した)、他にも、サン=サーンスが吹奏楽のための作品である『東洋と西洋』を作曲するなど、この出来事はヨーロッパの人々を刺激し、東方への興味を掻き立てた。 こうした雰囲気の中で、当時久しぶりにパヴロフスクに訪れていたシュトラウス2世もこのことを知り、作曲に取り掛かったのち、短期間で完成させた。初演は同年の7月6日にパヴロフスクで行われ、作品はバーデン大公フリードリヒ1世に献呈された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エジプト行進曲」の詳細全文を読む
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