|
エディ・オットツ(Eddy Ottoz、1944年6月3日- )は、イタリアの陸上競技選手。1960年代後半のヨーロッパを代表する110mハードルの選手で、1968年メキシコオリンピックの銅メダリストである。 == 経歴 == オットツは、1964年に20歳で初めてのオリンピックとなる東京オリンピックに出場。110mハードルで13秒8の記録で4位入賞を果たす。決勝に残った3人のイタリア選手の中でもトップの成績を残した。2年後の1966年にはヨーロッパ選手権で、13.7秒で2位に0秒3の差をつけ金メダルを獲得した。 1968年には2度目のオリンピックとなるメキシコオリンピックに出場。海抜2240mの高地で行われたこの大会では、短距離種目でことごとく世界新記録が出る中、オットツも110mハードルで13秒46の自己ベストをマーク。世界新記録を出したアメリカのウィリー・ダベンポート(13秒33)、アービン・ホール(13秒38)に次いで銅メダルを獲得した。 1969年のヨーロッパ選手権では、13秒5の記録で、イギリスのデビッド・ヘメリー、アラン・パスコーを押さえ、2大会連続の金メダルを獲得した。 このほかにも、オットツは、1966年の第1回ヨーロッパ室内選手権から3連覇を果たしている。(1966年は60mハードル。1967年、1968年は50mハードル) オットツが、1968年メキシコオリンピックで出した13秒46のイタリア記録はその後26年間破られることがなかったが、1994年に息子のローレント・オットツによって破られた。(13秒42) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エディ・オットツ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|