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エドゥルネ・パサバン(Edurne Pasaban、1973年8月1日 - )は、スペイン・トローサ出身の女性登山家。女性として世界で初めて8000メートル峰全14座の登頂に成功した〔Top-5 women to reach more eight-thousanders 8000ers.com〕。 ==経歴== 14歳の頃から登山を始め、モンブラン、マッターホルンや、南米のチンボラソ、コトパクシ山などに登頂。1998年からヒマラヤ登山を始め、2001年5月23日に世界最高峰エベレストに登頂成功。 2004年、フアニート・オヤルサバルのサポートを受けK2に登頂成功。しかし、無理なアタックのため下山中にヘリコプターで救出され、足の指を数本失った。 2005年7月20日、TVE(スペイン国営放送)の「不可能との極限」という番組のチームとして、パキスタンのナンガ・パルバットに登頂成功。この時点で8000メートル峰8座を制覇〔スペインニュース・コム2005年7月 〕。 その後、2007年にブロード・ピーク、2008年にダウラギリ、マナスル、2009年にカンチェンジュンガに登頂し12座を制覇。韓国の呉銀善と女性初の全14座制覇を争った。 2009年9月7日、エドゥルネ・パサバンはライバルである呉銀善について、「彼女が女性初の8000メートル峰14座制覇を達成するだろう」と記者会見を行った〔8000メートル峰14座の制覇、「女性初」は韓国の登山家か AFPBBニュース 2009年9月8日〕。 2010年4月17日、アンナプルナに登頂し13座を制覇。その10日後の4月27日、全14座制覇まであと1座と迫っていた呉銀善がアンナプルナに登頂し、女性初の偉業を先に達成された。しかし、呉銀善は2009年に登頂したとされるカンチェンジュンガに実際には登頂していないのではないかという疑惑が持ち上がっており、その登頂は大韓山岳連盟に否定されている〔韓国女性登山家、「疑惑」の初8000メートル峰14座制覇 〕 〔ソウル事情=登山家・呉銀善さんに登頂捏造疑惑 〕。 2010年5月17日、シシャパンマに登頂し、8000メートル峰全14座の登頂に成功した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エドゥルネ・パサバン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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