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エドモン・テュラーヌ : ウィキペディア日本語版
エドモン・テュラーヌ

エドモン・テュラーヌ、別名、''ルイ=ルネ・エティエンヌ・テュラーヌ''(Louis-René Etienne Tulasne、 Edmond Tulasne、1815年9月12日 - 1885年12月22日)は、フランス植物学者菌類学者である。
アゼ=ル=リドーで生まれた。父親は事務員で、法律を学び、弁護士の事務員になった。自然科学に強い興味を持ち、Charles Jean Louis Delastreから特に植物学を学んだ。父親の没後、パリ医学を学ぶ弟のシャルルと合流し、医学を学び、植物学者、アドルフ・ブロンニャールアドリアン・ド・ジュシュー、レヴェール(Joseph-Henri Léveillé)らに師事することになった。
オーギュスタン・サンティレールと働いた後、ギユマン(Jean Baptiste Antoine Guillemin)の後を継いで国立自然史博物館の職(assistant naturalist)を得た。1854年に科学アカデミーのメンバーとなった。顯花植物(マメ科、カワゴケソウ科、モニミア科など)の分類について論文を発表し、弟のシャルル(Charles )とともに菌類の生活史について論文を発表し、サビキン黒穂病菌など寄生菌の研究で貢献した。
菌類の分類の''Tulasneinia''、''Tulasnella''などの属名、種名がテュラーヌに献名されている。

== 著書 (一部) ==

* ''Légumineuses arborescentes de l'Amérique du Sud''. J.-B. Baillière et fils, Paris (o. J.), (Aus: Archives du Museum d'histoire naturelle, t. IV, 1844).
* ''Fungi hypogæi. Histoire et monographie des champignons hypogés''. En collaboration, pour l'Iconographie analytique avec Charles Tulasne. Klincksieck, Paris 1851.
* ''Mémoire pour servir a l'histoire organographique et physiologique des lichens''. Masson, Paris 1853, (Aus: Annales des Sciences naturelles. Partie Botanique. Tom. 17).
* ''Nouvelles observations sur les "Erysiphe"''. Impr. de L. Martinet, Paris 1857, (Aus: Annales des sciences naturelles. 4e série, t. VI, botanique, juillet-décembre 1856).
* ''Selecta fungorum carpologia. Ea documenta et icones potissimum exhibens quæ varia fructuum et seminum genera in eodem fungo simul aut vicissim adesse demonstrent''. Junctis studiis ediderunt Ludovicus-Renatus Tulasne et Carolus Tulasne. 3 Bände. Paris, Imperiali Typogr., 1863-1865.
::T. 1. ''Erysiphei. Præmittuntur prolegomena de fungorum conditione naturali, crescendi modo et propagatione''. Accedunt tabulæ V ære incisæ.
::T. 2. ''Xylariei, Valsei, Sphæriei''. Accedunt tabulæ XXXIV ære incisæ.
::T. 3. ''Nectriei, Phacidiei, Pezizei''. Accedunt tabulæ XXII ære incisæ.

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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