|
エナジーライガー(energy liger)は玩具メーカータカラトミー(旧トミー)が展開する『ゾイド』シリーズに登場する架空の兵器。 == 機体解説 == セイスモサウルスは苦手とする格闘戦を護衛用のキメラブロックスがサポートする形で運用していた〔が、凱龍輝の登場によってより強力な護衛用ゾイドが必要とされた〔。そこで開発されたのがライガーゼロイクスの流れを汲み〔トミー「EZ-072 エナジーライガー」取扱説明書及びパッケージ解説より〕、ネオゼネバス帝国皇帝およびその親衛隊に配属されることを念頭に作られた〔小学館「ゾイド公式ファンブック4」 ISBN 4-09-106132-X〕エナジーライガーだ。ライガーゼロと同型の野生体ライオン型ゾイドのゾイド核がさらなる外部出力にも耐えられると判断した技術部が、最新型の動力機関を搭載させて完成させた〔。その結果、従来のライガー系ゾイドと比較して、一回りほど大型かつ重武装の機体となった。 背中に張り出したエナジーチャージャーは惑星Ziの大気中にあるとされるタキオン粒子を吸収、蓄積し、体内を超高速循環させる事で膨大なエネルギーを生み出す第二の動力であり、これとゾイドコアという二つの動力を得たことで次元を越えた超高速である最高速度660km/hを叩き出すことが可能となった〔。トップスピードが高いだけでなく、旋回能力ではライガーゼロフェニックスの2倍、更には加速力も初速で600km/hを越える。従来の高速ゾイドをレシブロ機とするなら、エナジーライガーはジェット機に相当すると評される〔。 また、それらのエネルギーを武装へ回すことによって従来のスペックを越えた破壊力を手に入れた。背中のエナジーウィングは格闘武器と飛行ユニットを兼ねた装備であり、エナジーチャージャーが発した熱エネルギーを翼に蓄積し、放出しながら斬りつける〔「ウィングスラッシュ」はブレードライガーのレーザーブレードを越える攻撃力を持つ。外部兵装としては、循環させたタキオン粒子のエネルギーによって加速させたビームを発射する2連装チャージャーキャノンとチャージャーガトリングを装備している。更にエナジークローの一撃でゼロフェニックスのアーマーを葬るほど基本パワーが高く〔トミー「BZ-021 ジェットファルコン」付属オフィシャルファンブックEX vol.8より〕、至近戦闘ではほぼ無敵を誇っている〔。 唯一の欠点として、エナジーチャージャーはまだ試作段階のシステムであるために、最大出力での稼働時間は5分~10分と極めて短い〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エナジーライガー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|