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エピックメタル
エピック・メタル (Epic Metal)とは、ヘヴィメタルのサブジャンルの一つ。主に叙事詩的なヘヴィメタルの総称として用いられる。1980年代初期に誕生したスタイルであり、タイトルの「エピック」という言葉は叙事詩的なファンタジーや神話に由来する〔Beppe Riva,'' Enciclopedia Rock Hard & Heavy'' , Arcana Editore 〕。音楽性に関しては、主に正統派メタルの影響が強く、大仰なドラマ性とヒロイックなスピードを融合させたサウンドが一般的。また、その壮大かつ勇壮なスタイルから、近年ではシンフォニックメタルやヴァイキングメタルとの関連性も強くなっている。 == 概要 == ロックの歴史において、ストーリー性を強調したコンセプチュアルな作品は重要な役割を持ってきた。ハードロックでもマイケル・ムアコックに影響を受けたイギリスのホークウィンドが登場し、1975年にアルバム''Warrior On The Edge Of Time''を発表、その後も続々とエピカルな方向性のバンドが登場した。やがて、その叙事詩的なスタイルがヘヴィメタルに組み込まれると、マニラ・ロードやマノウォーなどの打ち出したヒロイックな世界観に影響を受け、徐々にシーンに浸透していった。 エピックメタルが登場した初期には、主に正統派メタルをベースにした古典的なサウンドが特徴的だったが、時代が進歩するにつれてクラシックやオペラなどの大仰な要素を取り入れるようになった。現在ではサウンドトラックの要素を導入しているバンドもいる。なお、エピックメタルのコンセプチュアルな世界観や複雑なサウンドは、プログレッシブ・ロックやプログレッシブ・メタルからの影響も強い。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エピックメタル」の詳細全文を読む
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