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エピローグ エピローグ(英語:epilogue)とは、通常文学作品や映画、ドラマなどにおいて物語を完結させるために、物語中の視点から描かれた結末の部分のことである。物語の後に著者自身の言葉として書かれた文章は、エピローグとは別にあとがきと呼ばれている。対義語はプロローグであり、文学作品や映画、ドラマの冒頭の部分では、物語のオープニングを描いて関心を引き付けるために用いられる。エピローグの語源はギリシャ語の''epilogos''(語結、跋)である。 ==演劇において== 演劇におけるエピローグは、登場人物の一人の俳優または作者の代弁を行う俳優が、劇の終わりに舞台から直接観客に向かって語りかける納めのせりふである。もともとエピローグはギリシャの古代演劇の用語であり、のちにギリシャ劇やエリザベス朝演劇で用いられ、王政復古期演劇において最も盛んに使われた。代表的なエピローグとしては、ジョン・ドライデンやデヴィッド・ガリックの書いた機知に富んだエピローグが有名である。18世紀以降はほとんど姿を消した。 通常登場人物の一人が現れて、劇に描かれた世界についての説明や意見、作者や役者の意図などを韻文で観客に語りかけることが多い〔ブリタニカ国際大百科事典 小項目版2015 最終閲覧日2015年5月27日〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エピローグ」の詳細全文を読む
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