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エボシガイ
エボシガイ()は、固着性の甲殻類の一種。蔓脚類(広義のフジツボ類)に分類される。流木などに付着し、海面を漂って生活する。 == 形態 == 体は5枚の白い殻板に覆われた頭状部と、殻板のない柄部からなる。殻板は白くて表面はなめらかだが、成長線と呼ばれる筋がある〔近似種で、より小型であるカルエボシの殻板には成長線以外に放射状の筋がある(山口・久恒(2006) pp.371)。〕。頭状部の大きさは2cmから5cmほど。殻板の中には他の蔓脚類と同じく、蔓脚がある。柄部は肌色・ベージュ色で細長く、長さは個体によって異なるが、10cmを超えることもある〔西村(1995) pp.120-121〕〔西村・鈴木(1996) p.61〕〔倉谷(2009) p.9〕〔山口・久恒(2006) pp.371〕。また柄部は伸縮するため、ときには30cmほどにまで伸びるとされる〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エボシガイ」の詳細全文を読む
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