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エボシグモ科 : ウィキペディア日本語版
エボシグモ科[えぼしぐもか]

エボシグモ科 Hypochilidae は、特殊なクモの一群である。細長い歩脚を持ち、網を張って獲物を捕らえるが、地中性の原始的なクモ類と共通する特徴を持つ。現存する普通のクモ類ではもっとも原始的なもののひとつと考えられる。
==概説==
エボシグモ科は北米と中国にのみ分布する、電球の傘のような網を張るクモである〔宮下編(2000)p.14〕。北アメリカにはエボシグモ属 ''Hypochilus'' が、中国には ''Ectatosticta'' が分布する。
いずれもやや縦長の頭胸部と腹部に、細長い脚を備えたクモである。篩板を持っており、また書肺が2対あるなどの原始的な特徴を持つ。暗い湿ったところに生息し、下を向いた基盤面から下向きに梳き糸を含むシートを広げた形の網を張る。中央が基盤にくっついてクモの居場所となる。
この類はキムラグモ類トタテグモ類などの原始的なクモ類の特徴を色濃く残しながらも、普通のクモ類の特徴を持つものであり、生きた化石とも言われた。現在の分岐分類学的判断では普通のクモ類のもっとも基底で分岐したものとされている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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