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エボナイト棒 : ウィキペディア日本語版
エボナイト

エボナイト英語:ebonite)はゴムの一形態である。硬く光沢をもったゴムで、外観がコクタン(ebony)に似ていることからエボナイトと呼ばれる。開発者はチャールズ・グッドイヤーであり、生ゴムを長時間加硫して硬化させたものである。含硫率は、30%-40%に及ぶ。エボナイトは耐候性、耐酸性、耐アルカリ性にすぐれ、また機械的強度が強い。ボウリングの球や、万年筆の軸・インク供給部フィード、サクソフォーンクラリネットといった楽器のマウスピース喫煙用パイプのマウスピースに用いられている。絶縁性も極めて高く、かつては電材として絶縁体に用いられてきたが、現代ではより加工の容易な他の材料に取って代わられている。黒い色をしている製品が多いが、マーブル柄などの色エボナイトも存在する。見た目や質感は似ているがいわゆるプラスチック(合成樹脂)とは非なるものであり、あくまでゴムの一種であり天然樹脂に分類されるものである。
== 関連項目 ==

*加硫

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「エボナイト」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Ebonite 」があります。



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