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エボニー・アンド・アイボリー(''Ebony and Ivory'')は、1982年にポール・マッカートニー&スティーヴィー・ワンダー(Paul McCartney & Stevie Wonder)が発表した楽曲、及びシングル。 ==概要== ポールのアルバム『タッグ・オブ・ウォー』、及びベスト・アルバムでは『オール・ザ・ベスト』に収録。4月29日にシングル・カットされた。スティーヴィーの幾つかのベスト・アルバム(例: 『The Definitive Collection』)でも取り上げられている。E Major。 1981年2月27日、モントセラトにてレコーディング。楽器は全てポールとスティーヴィーが演奏しており、スティーヴィーはキーボード類・ドラム・パーカッションを担当。ブラックミュージックの巨匠と目されるスティーヴィーと、ポップ・ミュージックの天才ポールの組み合わせは「夢の共演」とも評された。 この曲は、「ピアノの黒鍵(Ebony)と白鍵(Ivory)が一つのハーモニーを奏でるように、白人と黒人、無色人種と有色人種、すなわち人類が調和する」というテーマをポールとスティーヴィーのデュエットで歌い上げ、世界で反響を呼んだ。アメリカのビルボード(Billboard)では、1982年5月15日に、週間ランキング1位を獲得。ビルボード誌1982年年間ランキングは4位。キャッシュボックス誌では、5月15日から6週間1位を獲得し、年間ランキングでは4位を記録した。イギリスでも週間チャート第1位を獲得し、ポールにとってはビートルズ解散後、ウイングス時代を含めて初のイギリス・アメリカ両方の国で1位を獲得した曲となった。、日本でもオリコン洋楽チャートで1位を獲得した。 ミュージック・ビデオも2人の共演であるが、お互いのスケジュールが合わなかったため、別々に撮影したものを合成して作られている。 1989年にポールがロサンゼルス公演を行った際、スティーヴィーもゲスト出演してデュエットを披露した。 また、2010年にポールがアメリカの音楽賞〈ガーシュウィン賞〉を受賞した際の授賞式(会場はホワイトハウス)、アメリカ初の黒人大統領であるバラク・オバマ大統領の前で、スティーヴィーと共にこの曲を演奏した。 == 収録曲 == # エボニー・アンド・アイボリー (Ebony And Ivory) # レインクラウズ(Rainclouds) ;12inch # エボニー・アンド・アイボリー (Ebony And Ivory) # レインクラウズ(Rainclouds) # エボニー・アンド・アイボリー、ポール・ソロ・バージョン (Ebony And Ivory) (Solo Version) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エボニー・アンド・アイボリー」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Ebony and Ivory 」があります。 スポンサード リンク
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