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エボロクマブ(Evolocumab、開発コード:AMG-145)は脂質異常症の治療薬の一つである。モノクローナル抗体で〔Statement On A Nonproprietary Name Adopted By The USAN Council - Evolocumab 〕、完全ヒト抗体であり、を阻害するよう設計されている。 PCSK9は肝細胞表面に発現しているLDL受容体を分解し、肝臓がLDL-C(悪玉コレステロール)を血中から除去する能力を低下させる。エボロクマブはこのPCSK9に結合して、PCSK9とLDL受容体との結合を阻害し、LDL受容体が分解される事を防ぎ、肝臓のLDL-C分解能を維持する。 ==承認状況== 米国では2014年8月に生物学的製剤承認申請書(BLA)が提出され、2015年8月に既存の治療で効果不充分な患者についての使用が承認された。 欧州では2014年9月に医薬品販売承認申請(MAA)が提出され、2015年8月に承認された。 日本では2015年3月に製造承認申請され、2016年1月に承認された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エボロクマブ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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