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マモンツキテンジクザメ
マモンツキテンジクザメ はテンジクザメ科に属するサメの一種。英名からエポーレットシャークとも呼ばれる。オーストラリアとニューギニア島の浅瀬に生息する。体色は茶色で、胸鰭の後ろには大きな黒い紋がある。細長い体型で尾が長く、全長は1m以下。櫂状の胸鰭と腹鰭を持ち、浅瀬や海底を”歩く”ことができる。 夜行性で、サンゴ礁や潮だまりで底生無脊椎動物や小魚を捕食する。潮だまりの酸素は減少しやすいが、本種は無酸素環境でも1時間は生存することができ、最も溶存酸素の減少に強い脊椎動物であると考えられている。卵生で、8-12月にかけて2週間おきに産卵する。水族館やアクアリウムで人気がある。IUCNは保全状況を軽度懸念と評価している。 == 分類 == 1788年、フランスの博物学者ピエール・ジョゼフ・ボナテールによって、''Tableau encyclopédique et méthodique des trois règnes de la nature''において記載された。当初の学名は ''Squalus ocellatus'' だったが、その後現在のモンツキテンジクザメ属 に移動された。タイプ標本は35cmの未成熟雄で、クイーンズランド州のクックタウン近郊で捕獲されたものである。他の英名として、"itar shark"、"blind shark"(この名はシロボシホソメテンジクザメ にも用いられる)がある。2002年の形態系統解析では、モンツキテンジクザメ属の系統は多分岐しており、最も近縁な種を特定することはできなかった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マモンツキテンジクザメ」の詳細全文を読む
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