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エムブリオマシンRPG : ウィキペディア日本語版 | エムブリオマシンRPG[ろぼっと] エムブリオマシンRPGは、2007年9月にグループSNEが制作したテーブルトークRPGである。著者は秋口ぎぐる。発売元はジャイブで、書籍の形式で出版された。 メカニックデザインは綱島志朗、システムは秋口ぎぐると丹野佑、世界設定は片山泰宏が設定している。 == 概要 == 『ヴェルム』と呼ばれる中世ヨーロッパ風の架空世界を舞台とした異世界ファンタジー。魔法や魔物が存在しない代わりに『エムブリオマシン』(ロボット)が存在する。プレイヤーキャラクターはこのエムブリオマシンを使って、戦乱の世を生き抜いていく。 ウォー・シミュレーションゲームの色が強いゲーム〔元々、このゲームはバトルテックを参考にしてスタッフが制作した。(リプレイ「颯爽!デザートナイツ」p286)〕であり、ロボット同士の戦闘はヘクス(通常シミュレーションでは六角形のマス目のことだが、本作では正方形)が書かれた地図上で展開される。ロボット同士の戦闘には、各プレイヤーが自分が行おうとする行動を、他者(味方のプレイヤーも含め)にはわからない形で決定する「プロッティング」というルールが搭載されている。各プレイヤー(とゲームマスター)はプロッティングされた行動予定を開示し、その予定通りの行動を行うこととなる。このことにより、「相手の行動を見てから自分の行動を決める」のではなく「相手がどういう行動を行うかを推測して自分の行動を考える」という必要が出てくるため、高い戦略性が要求されるゲームとなっている。例えば、射撃を行うにしても、射撃を行うタイミングで敵がいる地点を事前に推理する必要が出てくるのである。また、味方同士でも連携することは難しく、下手をすると味方のロボット同士が衝突したり、味方が設置した地雷に自分が突っ込んでダメージを受けることすらある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エムブリオマシンRPG」の詳細全文を読む
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