|
エラトス()は、ギリシア神話の人物である。主に、 *アルカスの子 *ラピテース族の1人 *ケンタウロス族の1人 のほか、数人が知られている。以下に説明する。 == アルカスの子 == このエラトスは、アルカディアの王アルカスの子で、アザーン、アペイダースと兄弟である。またアウトラオスという兄弟がいる〔パウサニアス、8巻4・2。〕。キニュラースの娘ラーオディケーとの間に〔アポロドーロス、3巻9・1。〕、アイピュトス、ペレウス、キュレーン、イスキュス、ステュムパーロスをもうけた〔パウサニアス、8巻4・4。〕。 エラトスはアルカスが国土を3分割したとき、くじでキュレーネー山を得たが、後にプレギュアース人がデルポイを攻撃したとき、デルポイを守って戦った。その後もアルカディアに戻らずにポーキスに移住し、エラティア市を建設した〔パウサニアス、8巻4・4、10巻34・2。くじについては8巻53・6、53・9。〕。アポロドーロスは、エラトスは兄弟と国土を分割したが、王権はエラトスが保持したと述べている〔。なお、キュレーネー山の名は、エラトスの子キュレーンに由来するという〔パウサニアス、8巻4・6。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エラトス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|