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エランギス属[えらんぎすぞく]
エランギス属 ''Aerangis'' はラン科に所属する植物の群。アングレカム属に近く、長い距のある白い花を咲かせる。 == 概説 == エランギスはアフリカ、マダガスカルを中心に分布する着生のランであり、単軸性で、白くて長い距のある花をつけること、夜間によい香りを発するものが多いことなど、アングレカム属と多くの特徴を共有する。区別は髄柱先端の構造や唇弁の形質などによる。たとえばアングレカムでは唇弁は幅広く、基部は髄柱を抱えるようになるが、エランギスでは唇弁は側花弁などとさほど変わらない。花粉塊はアングレカムでは2個が別個の柄に繋がるが、エランギスでは柄が一つにまとまる。 学名の由来はギリシャ語の aer (空気)と angos (管)を組み合わせたもので、長い距に由来するものと土橋は推定している〔土橋(1993)p.133〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エランギス属」の詳細全文を読む
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