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エリザベスシティの水上戦 : ウィキペディア日本語版
エリザベスシティの水上戦[えりざべすしてぃのすいじょうせん]

エリザベスシティの水上戦(エリザベスシティのすいじょうせん、英:Battle of Elizabeth City)は、南北戦争初期の1862年2月10日ノースカロライナ州エリザベスシティ近くのパスクォタンク川で行われた戦闘である。北軍北大西洋封鎖戦隊の艦船が南軍モスキート戦隊の艦船と対抗した。南軍はエリザベスシティの南東境界近く、コブスポイント(現在はコブ・ポイントと呼ばれる)にあった4門の大砲からなる岸の砲台からの支援もあった。この戦闘は北軍陸軍のアンブローズ・バーンサイド少将が率い、バーンサイド遠征とも呼ばれたノースカロライナ州での作戦の一部だった。結果は北軍の勝利となり、エリザベスシティとその周辺水系を北軍が抑え、南軍の艦艇は捕獲、沈没または逃散ということになった。
== 地理 ==
エリザベスシティは、北からアルベマール・サウンドに注ぎ入るパスクォタンク川河口近くにある。町の北にはディズマルスワンプ運河がある。東にはアルベマール・アンド・チェサピーク運河の南部分があり、狭い陸地によってパスクォタンク川と分かれていた〔ディズマルスワンプ運河はコブスポイントから9マイル (14 km) 足らずの距離から始まっているが、川に沿った長さはほぼ2倍ある。コブスポイントからアルベマール・アンド・チェサピーク運河までは最短距離で12マイル (20 km) あり、水路を行くよりもおよそ3倍あった。〕。ノースカロライナ州から配達される食料や飼料はこの2つの運河を通ってバージニア州の東部に運ばれていた。特にバージニア州ノーフォークはその生き残り条件としてこれら運河を引き続き使えることが重要だった。ノースカロライナ州の各サウンドが南軍の支配下にある限り、北軍海軍がチェサピーク湾口を封鎖していたとしてもノーフォークには物資が供給された。
しかし、この状況は1862年2月早々に変化した。バーンサイドが指揮する北軍陸軍と海軍将官ルイス・M・ゴールズボロが指揮する海軍との水陸協働作戦で、2月7日から8日に掛けて行われた戦闘により、それまでは北軍の脅威からサウンドを遮蔽していたクロータン・サウンドにあるロアノーク島を北軍が占領した。それ以前に北軍の艦船はこれら運河を封鎖しようとしており、そのためにはハッテラス入り江からパムリコ・サウンドに入り、続いてアルベマール・サウンドに入るとすればロアノーク島の南軍砲台数カ所を通り過ぎる必要があった。しかし、これら砲台が排除された時点で、北軍海軍を遮るものとすれば南軍海軍のモスキート戦隊があるのみだった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「エリザベスシティの水上戦」の詳細全文を読む



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