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エリザベッタ・ペローネ : ウィキペディア日本語版
エリザベッタ・ペローネ

エリザベッタ・ペローネ(Elisabetta Perrone、1968年7月9日 - )は、イタリアの陸上競技選手。1990年代から2000年代前半にかけて活躍した女子競歩選手である。1996年アトランタオリンピックの銀メダリスト。ピエモンテ州ビエッラ県カンブルツァーノ出身。
== 経歴 ==
ペローネは、1992年バルセロナオリンピックから4大会連続オリンピックに出場しているが、最初に出場したバルセロナ大会では、10km競歩で、46分43秒の19位という結果であった。翌1993年のシュトゥットガルトの世界選手権では同種目で43分26秒の4位と躍進。銅メダルまであと5秒と迫るものであった。翌1994年のヨーロッパ選手権では7位に終わっている。
ペローネは、1995年のイェーテボリの世界選手権で、上位4選手が7秒以内にゴールする激しいレースの末、42分16秒で2位となり、銀メダルを獲得。メジャーな大会では初めての表彰台に立った。そして、翌年のアトランタオリンピックでも、42分12秒で2位となり、オリンピックでも銀メダルを獲得した。
ペローネは、その後数年間は満足いく結果を残していない。1997年の世界選手権では10位、1998年のヨーロッパ選手権では11位。そして、女子の競歩の距離が10kmから20kmとなった1999年の世界選手権では21位。2000年のシドニーオリンピックでは失格となっている。
ペローネは、2001年、長い不振から復活。エドモントンの世界選手権の20km競歩で、1時間28分56秒で3位となり、久しぶりの表彰台に立つ。
その後のペローネは、2002年のヨーロッパ選手権で6位となり、2003年のパリで行われた世界選手権では途中棄権。そして、最後のオリンピックとなった2004年のアテネオリンピックでは18位となり、その後、現役を引退した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「エリザベッタ・ペローネ」の詳細全文を読む



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