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エルアザル : ウィキペディア日本語版
エルアザル

エルアザルヘブライ語:elazar、「主は助ける」の意)は、アロンの第三子、母親はアミナダブの娘エリシェバである〔出6:23,25、民3:2、Ⅰ歴6:3〕。兄弟と共に祭司となった〔出28:1、民3:2-4, 19:3-4〕。
兄弟のナダブアビフが神の意志に反する方法で香を焚いて滅ぼされた時や〔レビ10章〕、レビ人のコラが造反を企てて罰せられた際にも〔民16章〕、神の側に立って行動した。レビ人の長の長にも任じられ〔民3:32〕、アロンの死去を機に大祭司の職を受け継いだ〔民20:22-29、申10:6〕。カナン入国後の相続地の分配の際もヨシュアと共に民の指導に当たった〔民32:28, 34:17、ヨシ14:1, 17:4, 19:51, 21:1〕。彼はエフライム山地にあるギブアに葬られ、その職は彼の子ピネハスによって継承された〔ヨシ24:33、士20:28、Ⅰ歴6:4,50〕。バビロン捕囚の帰還後、ツァドクの家系の祭司はエルアザルを始祖とした事から、エルアザルは大祭司の始祖と見なされている〔『旧約聖書人名事典』ジョアン・コメイ著、東洋書林、1996年、132項より引用〕。
彼の名は旧約聖書中に実に60回以上も登場する。
==脚注==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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