翻訳と辞書
Words near each other
・ エルゴノミックス
・ エルゴノミー
・ エルゴプラクシー
・ エルゴメータ
・ エルゴメーター
・ エルゴメータ運動負荷
・ エルゴメータ運動負荷試験法
・ エルゴラ
・ エルゴラッソ
・ エルゴリン
エルゴン山
・ エルゴ・アリーナ
・ エルゴ・プラクシー
・ エルゴード仮説
・ エルゴード定理
・ エルゴード理論
・ エルゴ圏
・ エルゴ球
・ エルゴ領域
・ エルサ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

エルゴン山 : ウィキペディア日本語版
エルゴン山[えるごんさん]

エルゴン山(''Mount Elgon'')はウガンダケニア国境に跨がる楯状火山Mount Elgon National Park , Uganda Wildlife Authority.〕。エルゴンという名は南麓の洞窟に住んでいたとされるエルゲヨ族(ケイヨ族)に因む。マサイ語で ''"Ol Doinyo Ilgoon"''(胸山)、ウガンダではマサバと呼ばれていた。東アフリカで最も古い火山の一つで裾野はおよそ3,500km²である。
山頂部はカルデラであり、温泉であるスアム川が東からケニアへ流れ出している。5つの主な峰がある。
* ワガガイ峰(4,321m) - 南西(ウガンダ)
* スデク峰(4,302m) - 南(ケニア)
* コイトボス峰(4,222m) - 東(ケニア)
* ムビイ峰(4,211m) - 北西(ウガンダ)
* マサバ峰(4,161m) - 西(ウガンダ)
1890年F・ジャクソンとE・ゲッジ、J・マーティンがスデク峰に記録上初登頂し、1896年C・W・ホブリーがヨーロッパ人で初めて山の周りを回った。クムンケとスティグラーは1911年にワガガイとコイトボスに記録上初登頂した。東麓のエンデベスの絶壁(標高2563m)も名所に挙げられる。ングワリシャ、マキンゲニ、チェプニャリル、キタムなどの溶岩洞も観光の名所とされている。キタム洞窟は幅60m奥行き200mでゾウを食べに来ることで有名であるが、観光客に1980年1987年マールブルグ熱の感染者が発生した。
土壌はラテライトで、スアム川はンゾイア川に合流するなど幾つかの川の源流となっている。ウガンダ側は山頂部全域、ケニア側は南東麓がエルゴン山国立公園に指定されている。山麓は両国とも比較的人口の多い地域となっている。2007年ケニア暴動でも国内避難民や難民がエルゴン山周辺に流れ込んだ。ケニアでは東部にリフトバレー州トランスンゾイア県、南部に西部州マウントエルゴン県が置かれている。ウガンダでは北東からブクワ県、カプチョルワ県(セベイ)、シロンコ県、ブドゥダ県、マナフワ県(ブギス)が置かれている。
== 脚註 ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「エルゴン山」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.