翻訳と辞書
Words near each other
・ エルズワース郡 (カンザス州)
・ エルセイド・ヒサイ
・ エルセニョール
・ エルセラーン化粧品
・ エルセントロ
・ エルセン・マルティン
・ エルセーヌ
・ エルゼビア
・ エルゼンフェルト
・ エルゼ・C・クラウス
エルゼ・ラスカー=シューラー
・ エルソン・フェレイラ・デ・ソウザ
・ エルソン・モルガン反応
・ エルソード
・ エルタテハ
・ エルタニン
・ エルタニン・アンテナ
・ エルタム
・ エルタム (ニュージーランド)
・ エルタワー


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

エルゼ・ラスカー=シューラー : ウィキペディア日本語版
エルゼ・ラスカー=シューラー

エルゼ・ラスカー=シューラー(Else Lasker-Schüler, 1869年2月11日 エルバーフェルト(現ヴッパータール市の一部) - 1945年1月22日 エルサレム)はドイツ出身の詩人。エルバーフェルトの裕福なユダヤ教徒の家庭に生まれた。父アーロン・シューラー(Aaron Schüler) は銀行家であった。
ユダヤ系の医師であるヨーナタン・ベルトルト・ラスカー(チェス選手エマーヌエール・ラスカーの兄)と結婚し、一児を出産するが、離婚。その後ベルリンで文学活動に入る。同年、ヘルヴァルト・ヴァルデンHerwarth Walden)の名前で知られたユダヤ教徒のゲーオルク・レーヴィン(Georg Lewin)と結婚。
表現主義的な抒情詩のほか、小説、戯曲をも作った。文学的出発は自然主義ユーゲントシュティールの時代に属するが、抒情詩では、神・民族・肉親・異性等への愛をテーマとし、自然や宇宙にも通うような、深い憧憬と女性的感性によって赤裸に歌っている。現実と幻想が溶け合ったメルヘン風の散文作品とともに、内面表象において新境地を開いた。
西方ユダヤ人としての苦悩と、人類和解への悲願が、生涯の行動と表現の根本動機でもあり、作品には、豊かな想像力と、ユダヤ教に対する深い敬慶とが示されているという。
夫ヴァルデンには雑誌『シュトゥルムSturm)』誌の創刊の契機を与えた。
奇行とエピソードに富む文士でもあったとも言われ、作中男性人物のオリエント風の衣装で闊歩したり、尊敬していた放浪の詩人・ペーター・ヒレPeter Hille)に倣って定住生活習慣をやめる、などしたことが知られる。
1932年クライスト賞を受賞。1933年ナチス政権の確立と共にイスラエルの地に帰還し、エルサレムに永住。
== 作品 ==

* 冥府の川 Styx, 1902年(詩集)
* ヘブライのバラーデ Hebräische Balladen, 1913年(詩集)
* 私の青いピアノ Mein blaues Klavier, 1943年(詩集)
* ヴッパー川 Die Wupper, 1908年(戯曲)
* わが奇跡 1911年(詩集)
* ヘブライ人の土地 Das Hebräerland, 1937年(散文)
* 創作作品と文書 Dichtungen und Dokumente, 1951年(散文)
他に散文作品が多数ある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「エルゼ・ラスカー=シューラー」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.