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エルチェ
エルチェ(スペイン語:)またはエルシュ(バレンシア語:)は、スペイン・バレンシア州アリカンテ県に属するムニシピオ(基礎自治体)。公式名は二言語をスラッシュで区切ったElx/Elche(エルシュ/エルチェ)。地中海のそばに位置する。アリカンテからは21kmの距離。人口は約22万人で、バレンシア州で第3位。 == 歴史 == 現在の都市から10kmの位置にある遺跡「ラ・アルクディア」がエルチェの起源である。イベリア人によって築かれ、カルタゴ、ついでローマに支配された。ローマはこの都市を「イリキ」(Ilici)と呼んで植民都市とした。一時期ビザンティンに支配されたあと、西ゴートに支配され、司教座が置かれた。 イスラム支配の時代にはエルチェは重要性を失い、現在の位置からやや北側に移動された。レコンキスタにともない、1264年にハイメ1世に征服された。18世紀にこの都市は成長をとげ、19世紀に鉄道が敷かれるとさらに産業が発展した。 エルチェでは膨大な考古学資料が発見されており、の像が有名である。この像は紀元前4世紀のイベリア人の時代に作られたと見られる。像のオリジナルはマドリード国立考古学博物館にあり、エルチェにあるのは正確なレプリカである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エルチェ」の詳細全文を読む
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