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エルネスツ・ガルビス(''Ernests Gulbis'', 1988年8月30日 - )は、ラトビア・リガ出身の男子プロテニス選手。身長190cm、体重85kg。右利き、バックハンドは両手打ち。これまでにATPツアーでシングルス6勝、ダブルスで2勝を挙げる。自己最高ランキングはシングルス10位、ダブルス130位。ラトビア人初の世界トップ10入りを果たした。 2014年全仏オープン男子シングルスでベスト4に入った選手である。サービス、グラウンドストロークともに強打が持ち味。「エルネスツ・グルビス」とも表記される〔 〕。また、ガルビスはこれまで8度ツアーの決勝に進出しているが、そのすべてで優勝している。 == 来歴 == ソ連崩壊にともなって、1991年にラトビアが独立した時、ガルビスは3歳であった。彼の家族は、祖父はソ連時代のバスケットボールの名選手であり、父親も元バスケットボール選手、母親は劇場女優で、エルネスツは5人きょうだいの2番目の子供として生まれた。彼がテニスを始めたのは、ソ連崩壊の2年後、5歳の時に祖母と一緒にテニスコートへ行ったことがきっかけだったという。ガルビスは12歳の時からドイツ・ミュンヘンにある名門テニスアカデミーとして知られる「ニキ・ピリッチ・テニスアカデミー」に留学し、現在もピリッチの指導を受けている。2004年にプロ入りし、2005年から男子テニス国別対抗戦・デビスカップのラトビア代表選手に抜擢された。 ガルビスは2007年から男子ツアーで急成長を始め、同年の全仏オープンで4大大会にデビューした。全仏オープンの1回戦で、彼はイギリスのティム・ヘンマンにストレート勝ちしたが、次の2回戦で敗退した。ウィンブルドンでは1回戦でマルコス・バグダティス(キプロス)に敗れたが、全米オープンで4回戦に進出し、世界的な注目を集める。3回戦で第8シードのトミー・ロブレド(スペイン)を破ったガルビスは、続く4回戦でカルロス・モヤに 5-7, 2-6, 7-6, 4-6 で敗れた。ラトビア出身の男子テニス選手がこのような好成績を出したのは史上初の出来事であった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エルネスツ・ガルビス」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Ernests Gulbis 」があります。 スポンサード リンク
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