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エルブロンク
エルブロンク (、、)は、ポーランド北部の都市。ヴァルミア=マズールィ県に属し、エルブロンク郡の郡都である。1975年まではグダンスク県の県都、1998年までエルブロンク県の県都であった。市は、およそ10km北のヴィストゥラ潟へ注ぐエルブロンク川に面した港湾を持つ。この川を通じて市からバルト海、ロシアの管理下にあるバルチースク水道へと航行可能である。 ==概要== 初めてエルブロンクの前身であるイルフィング(Ilfing)が''The Voyages of Ohthere and Wulfstan''(アルフレッド大王時代に、アングロサクソン語で書かれた)に書かれた。これは、この地方を訪れたヴァイキングからの情報を元としていた。 中世、プルーセン人の定住地トルソはドルズノ湖に近接していた。現在のエルブロンクはプルーセン人の一部族ポゲサニア(en)の土地にあった。定住地は10世紀に焼け落ちた〔According to the Elbląg museum〕。ドイツ騎士団が地方を征服、そして住民らはその過程で追い散らされた。騎士団は湖畔に城を築き、エルビング(Elbing)の町を築いた。ここに移り住んだのは、リューベック出身の者がほとんどだった。現在の湖はさらに小さくなり、もはや市には達しない。ドイツ騎士団の敗退と住民による城の破壊の後、1466年に市はポーランド王国の宗主権の元へ入った。1772年にはプロイセン王国、1871年にはドイツ帝国の一部であった。第二次世界大戦でエルビングは壊滅的な被害を受け、戦争末期にはドイツ系のエルビング住民がドイツ人追放によって市を追われた。1945年にポーランドの一部となり、ポーランド人がその人口の大半を占めるようになった。旧市街の復元は1989年より本格的に始まった。2006年の時点で街並みの75%が昔の姿を正確に取り戻しており、現在も復元は続けられている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エルブロンク」の詳細全文を読む
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