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エルフ・アキテーヌ (Elf Aquitaine) は、フランスの石油会社。トタルフィナと合併し、トタルフィナエルフとなったが、同社は2003年にトタルと改名した。エルフは現在トタルの1ブランドである。 ==歴史== エルフ・アキテーヌの歴史は三つの石油会社からなる。 *''Régie Autonome des Pétroles (RAP)'' *''Société Nationale des Pétroles d'Aquitaine (SNPA)'' *''Bureau de Recherches de Pétroles (BRP)'' これらの会社はフランス南西部のアキテーヌ地域圏、サン=マルセで発見されたガス田を利用するために創設された。 * 1965年12月、RAPとBRPは ''Entreprise de Recherches et d'Activités Pétrolières (ERAP)'' を形成するために合併した。ERAP は子会社として SNPA 、''Union Générale des Pétroles (UGP)''、および ''Union Industrielle des Pétroles (UIP)'' を所有した。結果として新会社は油田開発、原油生産からガソリンスタンドまで、石油ビジネスの全ての課程における資産を所有、垂直統合を達成した。 * 1967年4月28日、同社の異なるブランドおよび製品はエルフ (Elf) に統一された。 * 1972年当時同じく国有企業だった自動車メーカー・ルノーと、フランスのモータースポーツを発展させるために長期的に手を組むことになり、ルノーのF1やラリーカーをはじめ、市販車両のリアガラスやエンジンルームにもelfのステッカーが貼られることになり以後40年以上続いているが、F1に関しては2009年からTOTALロゴに変更されている。 * 1976年エルフ=イラップは ''Antar Pétroles de l'Atlantique'' と合併、''Société Nationale Elf Aquitaine (SNEA)'' となり、これが後にエルフ・アキテーヌ (''Elf Aquitaine'') と改名した。エルフ・アキテーヌは1991年にニューヨーク証券取引所に上場した。 * 1993年には当時のイラク指導者サッダーム・フセインからイラクの油田に関して独占契約を与えられた。 * 1996年フランス政府は保有株式を売却し、黄金株を保有した。 * 2000年エルフ・アキテーヌはトタルフィナと合併、トタルフィナエルフとなり、同社は2003年にトタルと改名した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エルフ・アキテーヌ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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