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エルムア
エルムア()は、スペイン・バスク州ビスカヤ県のムニシピオ(基礎自治体)。コマルカ(郡)としてはドゥランガルデアの構成自治体のひとつである。 面積は6.17km2、2014年の人口は16,109人、2014年の人口密度は2,610人/km2である。ビスカヤ県とギプスコア県の県境に近く、地理的にはデバ川が形成する谷に位置する。 == 歴史 == 1843年の人口は451人だった。1930年代後半のスペイン内戦の際、エルムアを含むビスカヤ県は共和国側に立って戦った。しかし、1937年初頭には近隣のギプスコア県エイバルを反乱軍が平定し、1937年春にはゲルニカ爆撃などをおこなった反乱軍がビスカヤ県にも進軍し、1939年にはスペイン内戦が共和国側の敗北に終わった。 第二次世界大戦終結後の1947年の人口は1,411人だった。1961年の人口は3,029人だった。1967年の国勢調査による人口は11,857人であり、その後は隣町エイバルのベッドタウンとなった。フランコ独裁政権が終結した1976年、エルムアの人口密度は2,434人/km2であり、ビルバオやバルセロナにも勝っていた。1980年代の工業危機により人口は減少し始めた。バスク地方の不安定な政治情勢はエルムアにも影響を与え、1997年には国民党(PP)選出のエルムア市議であるミゲル・アンヘル・ブランコが、バスク祖国と自由(ETA)によって誘拐された後に殺害された。この後、1998年には反テロリズム運動団体のフォロ・エルムア(エルムアの広場)が設立された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エルムア」の詳細全文を読む
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