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エレファントノーズフィッシュ : ウィキペディア日本語版
エレファントノーズフィッシュ

エレファントノーズフィッシュ(学名''Gnathonemus petersii'')は、アロワナ目モルミルス科モルミルス亜科グナソネムス属に属するの一種でナイル川流域などに生息している。突き出した「」がの鼻のように見えるのでこの名前が付いた。
== 特徴 ==

最大全長20cm。本種の「ゾウの鼻」に見立てられている特徴的な突起は実際には鼻ではなく、下あご部分が突き出したものである。この長いあごを持った吻部はいかにも餌をとりにくそうな形をしているが、これは水底が泥状の場所に生息しているためで、餌となる泥の中の生物を捕食しやすいと考えられている。また、発電をする魚としても知られている。尾柄部に発電器官を持っていて、微弱な電流を流してレーダーのように使用する。
電場を知覚するためかその脳は大きく、身体に対する脳の重量比率は3%ほどで、2%前後の人間を上回る。また、脳による酸素消費量の割合は60%ほどにもなる。これは一般的な脊椎動物の脳酸素消費量2~8%、人間の約20%という数字を大きく超えるもので、脊椎動物中で最大である。これは変温性によって酸素消費を抑えた身体に、きわだって大きい頭脳を持つことによるとされる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「エレファントノーズフィッシュ」の詳細全文を読む



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