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エレファント島()は、南極海のサウス・シェトランド諸島にある氷に覆われた山がちな島。サウス・シェトランド諸島の中でも南極大陸から離れた場所に位置しており、イギリス領サウスジョージア・サウスサンドウィッチ諸島から西南西に1,290km、フォークランド諸島から南に940km、チリのホーン岬から南東に890kmの場所にある。アルゼンチン、チリ、イギリスがそれぞれ領有権を主張している。 == 地理 == エレファント島は、ほぼ東西方向に広がった形をしており、島の最高地点は標高853mのパルド・リッジである。その他、特に名前のついた島の主要地点として、イェルチョ岬、バレンタイン岬、ルックアウト岬があり、それぞれ島の北西端、東端、南端にある。 島には特徴的な植物相や固有の動物相は存在していないが、海岸では移動性のジェンツーペンギンなどを見ることができるほか、ヒゲペンギンが繁殖期に巣を作る。一方、科学的活動や漁業、捕鯨といった活動が行われるこの海域にありながら、島には安全な停泊地が無かったため人間が定住することは無かった。 エレファント島という名前は、象の頭のような外観と、この島を最初に発見したケースの一つである1821年のジョージ・パウエルが、ゾウアザラシを目撃したことに由来しているとされている。 島の天候は、霧が深く雪が多い。さらに、風が最高で時速160kmにも達する極寒の島である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エレファント島」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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