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エレーニン彗星 : ウィキペディア日本語版
エレーニン彗星 (C/2010 X1)[えれーにん]

C/2010X1エレーニン彗星)は、ロシアのアマチュア天文観測者レオニード・エレーニン(イェレニン)によって2010年12月10日に発見された長周期彗星である。アメリカ合衆国ニューメキシコ州メイヒル近郊に位置する国際科学光学ネットワーク(The International Scientific Optical Network)の天体望遠鏡の遠隔操作観測によって彗星であることが追認された。その時点での明るさの等級は19.5等星程度。これは肉眼視可能な下限である六等星の約15万分の1の明るさに相当する。2011年8月にこの彗星は崩壊を開始したと見られる。10月の半ばに地上の大型望遠鏡を使っての観測は不可能になった。2011年10月16日、この彗星は予測されていた軌道を保ち地球からは遠ざかっていることが観測された。
なお、この彗星が再び太陽系の中心部及び地球の公転軌道面に近づくのは離心率の平均値から、最短でも1万2千年後であろうと予想されている。
==組成==
発見者であるレオニード・エレーニン(イェレニン)は、彗星の核の直径は3〜4キロメートルとの推定を公表している。
彗星は近日点を通過した頃から観測できなくなり、代わりに彗星の軌道に沿って広がる雲状の天体が発見された。これは崩壊したC/2010X1の残骸と見られている。彗星は脆い天体であるため、太陽に接近する新しい彗星の2%はこのような崩壊を起こすと考えられている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「エレーニン彗星 (C/2010 X1)」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 C/2010 X1 」があります。



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