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エロ神の怨霊[えろがみのおんりょう]
『エロ神の怨霊』(エロがみのおんりょう)は、1930年(昭和5年)7月27日公開の日本映画である。松竹キネマ製作・配給。監督は小津安二郎。モノクロ、スタンダード、サイレント、27分。 小津作品としては珍しく、エロ・グロ・ナンセンスを取り扱ったコメディ映画であるが、エロの部分は検閲で取り除かれたという〔『小津安二郎を読む 古きものの美しい復権』、フィルムアート社〈ブック・シネマテーク5〉、1982年、p.49〕〔『日本映画作品全集』、キネマ旬報社、1973年、p.239〕。前作『その夜の妻』を松竹蒲田撮影所所長の城戸四郎に褒められた小津は、お盆用の映画を撮る条件で温泉旅行の褒美を貰い、それで撮ったのが本作である〔。初回興行は帝国館。現在、脚本・ネガ・プリントは散逸している。 == あらすじ == 山路健太郎は、情婦のダンサー・夢子と海へ身を投げて心中を図るが、山路は海岸に打ち上げられて生き延びる。帰郷した山路は、夢子の怨霊に怯える日々を送っていた。そんなある日、友人の石川から夢子が実は生きていてダンサーになっていると聞き、山路は夢子に対して復讐を企む。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エロ神の怨霊」の詳細全文を読む
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