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エンタルピー()とは、熱力学における示量性状態量のひとつである。熱含量()とも〔田中一義『物理化学』、22頁。〕。エンタルピーはエネルギーの次元をもち、物質の発熱・吸熱挙動にかかわる状態量である。等圧条件下にある系が発熱して外部に熱を出すとエンタルピーが下がり、吸熱して外部より熱を受け取るとエンタルピーが上がる。 名称が似ているエントロピー()とは全く異なる物理量である。 == 定義 == 内部エネルギーを 、圧力を 、体積を として、エンタルピーは で定義される〔アトキンス『物理化学』 p.61〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エンタルピー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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