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『エンター・ザ・ミュージック』は、BSジャパンで月曜日の23:00 - 23:30に放送されている音楽番組である。番組がはじまった2014年10月7日から2016年3月29日までは火曜日の同じ時間帯に放送されていた。 == 概要 == 「音楽は世界を豊かにする!」をコンセプトに、さまざまな分野の音楽の楽しみ方や逸話を語り、かつ演奏を楽しむ音楽番組。 番組が出来たきっかけはテレビ東京系列、BSジャパンで年越しに放映される「東急ジルベスターコンサート」の第18回(2012-13年)に藤岡幸夫が指揮者として出演、恒例のカウントダウン演奏を0:00ちょうどに終わらせる大成功を収めたことによる。 「題名のない音楽会」のように1本をすべて公開録画でまかなうことはなく、トークと演奏が別録りであることも多い。これはトークや多くの単独楽器演奏の収録は東京で行われるが、演奏の関西フィルハーモニー管弦楽団は文字通り関西圏を中心に活動しており、藤岡が指揮をする演奏会か練習場(オークホール)で収録していること、また同日に収録した演奏を何回かに分けてあるいは別の日に収録した演奏を1回の放送で使う、すなわちトークとトークの間に演奏のストックを入れる方式をとっていることによる。 またトークも決まったスタジオで収録せず、松本記念音楽迎賓館や白寿ホールといった小ホールやレストラン、バーなどで行っている。 サクソフォン奏者の須川展也とともに各地の学校などの吹奏楽部を回って指導する企画、映画コメンテーターの有村昆が映画の蘊蓄話を語る企画、音楽構成作家の新井鴎子によるクラシック音楽の名曲にまつわる逸話を語る企画はシリーズ的に取り上げられている。なお、番組の最後の曲は単独の楽器の特集の回でも、おおむね(なかば強引に)藤岡の指揮による関西フィルハーモニー管弦楽団の演奏である。また衛星放送ながら地方オーケストラが全国区でレギュラー出演をして演奏を披露するテレビ番組は、現在これだけである(東京に本拠を置くオーケストラでも数少ない)。 かねてより藤岡はクラシック音楽の裾野の拡大と敷居を下げるための活動をしており、「エンター・ザ・ミュージック」という番組名は「音楽への入り口を狙い」としている。また「クラシックにはこだわりません」としている〔ぴあ関西版WEB 2014年9月17日 藤岡幸夫と関西フィルがレギュラー出演。新しい音楽番組「エンター・ザ・ミュージック」10月7日より、BSジャパンでスタート! 、2016年3月8日閲覧〕。 番組では「音楽はお好きですか?」という文言がサブタイトル的に使われており、番組開始時にも「音楽はお好きですか?」のナレーションと字幕が入る。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エンター・ザ・ミュージック」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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