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エントレブッフ・マウンテン・ドッグ : ウィキペディア日本語版 | エントレブッハー・キャトル・ドッグ
エントレブッハー・キャトル・ドッグ(英:Entlebuche Cattle Dog)とは、スイス原産の牧牛(キャトル・ハーダー)用の犬種である。この犬種名はスイス中部の川の名前から取ってつけられた。別名はエントレブッフ・キャトル・ドッグ(英:Entlebuch Cattle Dog)。同国原産のバーニーズ・マウンテン・ドッグ、グレーター・スイス・マウンテン・ドッグ、アッペンツェラー・キャトル・ドッグとは親せきである。
== 歴史 == 1800年代に作出された古い犬種だが、生い立ちははっきり分かっていない。小さく扱いやすい牧牛犬種を目指して作出され、ほかの3つの親せき犬種に比べ小型の犬種になったが、それらと同じ膨大な運動量を残したまま小型化された。もっぱら牧牛犬若しくは牧山羊犬(ゴート・ハーダー)として使われ、季節の変わり目にそれらを適地へと移動させるために誘導(ハーディング)を行ったり、肉牛や廃山羊(乳の出なくなった雌山羊)を市場や他地域へ売買するために移動させるのを手伝ったりしていた。ところが、作業の機械化が進むと仕事が減り、頭数も減少して一時絶滅の危機に陥った。 しかし、スイスの中心部で一部の犬がペットとして飼われるようになるとその事態は一変した。親せきの3犬種と共に注目を集めてヨーロッパへ進出し、片田舎のワーキングドッグから華やかなショードッグへ転身し、絶滅の危機を逃れる事が出来、FCIにも公認された。その後親せき種それぞれの犬種クラブも発足し、ヨーロッパ外でもワーキングドッグとしてやペット、ショードッグとして飼育されるようになり、少しずつ知名度を上げつつある。バーニーズほどの人気は無いが、愛好家も年々増加してきている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エントレブッハー・キャトル・ドッグ」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Entlebucher Mountain Dog 」があります。
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